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政府がIWC脱退を表明について語ります。本当に国際的に科学的に資源管理ができるなら捕鯨を認めるべき。

今回はニュースに上がっていたIWC脱退についてディベートのプロヤマタクが語りま

す。

 IWC国際捕鯨委員会ですね。これから政府が脱退したと。

先週くらいにこれに関してニュースが流れたとき、僕は非常に疑問だったのです。

なんで捕鯨するのと。何でそんなに強く主張するのかと。

安倍総理衆院本会議で「一日も早い商業捕鯨の再開のため、あらゆる可能性を追求していく」と表明。

という記事を読んで思ったものです。

誰がそんなに捕鯨に関心があるのかと。

皆さんクジラ食べますか?

クジラ食べたいですか?

多分日本人の99パーセントはクジラ食べることにもクジラの保護にもあんまり興味ないと思うのです。

にもかかわらずなんで安倍首相は衆院本会議で「一日も早い商業捕鯨の再開のため、あらゆる可能性を追求していく」という発言をしたのかと。

僕は疑問でたまらなかったのです。

誰がどういうプロセスで首相にこんな発言をさせたのかと。

日本人の99パーセントが興味を持たない捕鯨に関して総理が衆院本会議でこんな積極的な発言をするのは極めて異例だと思ったのです。

誰がどういう手法で総理にこのような発言をさせたのか日本の政治を考えるうえで非常に興味深いと思ったわけです。かなり協力な政治力がなければ総理にこのような発言をさせるのは無理ですから。

そう思った次の日に毎日新聞のニュースで解説が出てました。

以下抜粋します。

推進派には有力議員が多い。捕鯨船の拠点がある山口県下関市安倍晋三首相、沿岸捕鯨が盛んな和歌山県太地町は二階氏の地盤だ。

 

つまりそういうことなんですね。安倍さんと二階さんという現日本政界でトップ1,2の権力を持っているだろう人の地元が捕鯨をしているからというだけだったのです。

知ってみればそうだよなった感じですよね。

そんな特別な事情がなければ総理大臣が国民の99パーセントが興味ない捕鯨に関して本会議であらゆる手段を駆使して再開を目指すなんて言わないですから。

でこれについてどう考えるべき。

別に僕は安倍さんと二階さんの地元が捕鯨推進派の人が多いからそれに反対しているというわけではないのです。

この件に関してネットでは賛成の意見がかなり強いんですね。

曰く、主張する外交だと。今まで弱腰だったから主張する外交ができて素晴らしいとかそんな意見です。

でもディベートのトレーニングを徹底的に積んできてヤマタクとしては思うのです。

主張する外交とは聞こえがいいが、まずその主張が合理的かを考えるべきだろうと。

何でもかんでも主張すればいいというのは単なる思考停止だろうと。

ではどう考えるべきなのか。

日本人の99パーセントが捕鯨に興味ないしクジラも食べないから捕鯨再開するべきではないという意見を主張するのかと。

そうではないのです。

まずは捕鯨について現状を把握しましょうということです。

僕が調べた結果をざっくり説明しますと。

鯨は乱獲によって絶滅の危機に追いやられた種が多い。

それを反省して世界的に鯨が絶滅しないよう対応を取ろうとしてきたわけです。

で豊富と言われる日本が捕鯨を主張しているミンククジラも1990年からの10年くらいで72万頭から52万頭まで減少しているという調査結果があるのです。

で考えてみましょう。

この問題についてどう考えるべきか。

まず海洋生物の絶滅を防ぐためには国際的なルールで一律に対応しなくてはいけません。

一つの国、もしくは一人の漁師が乱獲したら絶滅してしまう可能性があるのです。

そうである以上国際機関をつくって対応するのが合理的です。

で日本とノルウェーとかは捕鯨再開を求めていますが賛成派もいますが、反対派も多いわけです。

ここでどう考えるべきか。

僕は国際的に科学的に根拠がある資源管理が実現できるなら捕鯨を認めるべだという考えです。

つまり捕鯨しても取って絶滅しない量であれば捕鯨は構わないと思うのです。

きちんと国際的にコントロールできるのであれば。

そう思いませんか?

ですがそこで考えてみるとどうも結論が出てしまうのです。

日本だけで一年間で何頭調査捕鯨をしているのかご存知ですか?

何と2007年には750頭です。世界で850頭くらい調査捕鯨をしています。年間ですね。

でふと思うのです経済捕鯨再開したら何頭捕鯨するのかと。

例えば日本やノルウェーアイスランドなどの捕鯨の文化がある国が経済捕鯨を開始して1国1000頭を捕鯨したとします。

でミンククジラは52万頭地球上にいると。

これどう思いますか?

たいして問題ないじゃないかとその程度で絶滅はない科学的に管理可能だと考えませんか?

いや実はそうではないのです。

鯨が絶滅の危機があるので世界で一律で捕鯨を禁止しようとしているわけです。

その中で日本やノルウェー捕鯨の伝統のある国だけ経済捕鯨を認めて、他の国は捕鯨しないでくださいねなんて通りますかね?

自分たちは捕鯨するけど、皆さんは捕鯨しちゃだめですよ。

そうすれば科学的に管理可能となりますなんて実に身勝手な机上の空論ではありませんか?

だって捕鯨するというのは文化的にやってきたというもありますが、経済的な権利なのです。

要は利益が出るから捕鯨するわけです。である以上日本やノルウェー捕鯨が文化である国だけ捕鯨して他の国は捕鯨するななんて主張は絶対に通りませんね。

捕鯨を禁止するべきだと主張している国の中でも金が稼げるなら捕鯨したいという人がいるわけですから。

そこで考えてみましょう。日本が経済捕鯨を再開して毎年1000頭とると。そうすると国連加盟国は190か国と計算して毎年19万頭捕鯨されるわけです。

で地球上にいる豊富と言われるミンククジラですら52万頭なので3年で絶滅します。

もちろん毎年19万頭もクジラの消費が世界であるのかという議論もあると思いますが少なくとも19万頭以下に関しては需要がある分つまり経済的に商売が成り立つ量まで捕鯨されてしまうということなのです。

であればIWCが経済捕鯨に関して厳しい対応をとる理由がわかると思います。

で日本はIWCを脱退した。

これについてはどう考えるべきでしょうか。

これは簡単ですね。原則、海洋資源に関しては国際的に一律で対応しないと対応できません。

日本がIWC脱退して、日本人は絶滅するまでは取らないよと思っているかもしれませんが自分たちが勝手に捕鯨する以上他の国や漁師が捕鯨を乱獲しても文句を言えないし止められなくなるのです。

そうである以上日本はIWCの枠内できちんと事実とデータをもとに毎年これくらいの量の鯨は捕鯨しても問題ない。

例えば毎年1万頭は世界で捕鯨しても科学的に問題ないとします。

そうであれば毎年1万頭捕鯨していいそれを捕鯨したい国に割り当ててくれと。

経済的な不平等に対してはお金なり他の手段んで補填すると。

そういう説得をして初めて国際的な科学的な資源管理というものが捕鯨に関して成り立つのです。

それをしないでIWCを脱退することは本当に合理的な主張なのでしょうか?

僕はそうは思いませんが、皆さんはどう考えますか?

ちなみに二階さんは我が国は他の国の食文化に文句を言ったことはない、他の国の食文化に文句言うなんておかしいみたいなことをおっしゃっていてそれを擁護する声もかなりあるみたいです。

だけど国際的に一律でクジラを絶滅しないようにしなければいけない段階で食文化に文句言うなというのはやはり少し日本のリーダーとしては寂しい話だと思うのです。

みなさんが会社一丸でしか対処できない問題があって全社一丸で取り組まないと倒産してしまいそうな状況で、俺たちは今まで冷や飯ばかり食わされていた、だから関係ない。協力しない。自分たちのやり方でやらせてもらうという人がいたらどう思いますか?

僕はやはり日本のリーダーには世界の鯨の絶滅の問題に向き合ってこうすればクジラの絶滅の問題を解決できると世界に主張できる人であってほしいのです。

以上がこの件に関してのヤマタクの意見です。

皆さんはどうお考えでしょうか?

長い文章お読みいただきありがとうございます。